管理業って面白い!
2021.07.24

外壁塗装 

管理物件の戸建の外壁塗装や、劣化具合の診断をお願いしている
※森田塗装工業株式会社さん https://morita-tosou.com/

自宅の外壁を森田塗装さんでお願いすることにしました。

仕事に明け暮れ散々放置した自宅の外壁
綺麗にしよ~っとと、思い立ちました。
在宅ワークで日中に家にいると、ホコリ、汚れ、
見たくないものが太陽の光で近寄ってきて、
屋根には苔と反りが・・。
そろそろ限界かなぁと思った次第です。

毎年、2階の電動シャッターBOXの上に、巣をつくる
小鳥がいて、家にある唯一の薄ぺらいベランダは、
巣の部材が散乱してます。
どっから持ってきた?って思うような
謎なゴム製品、木くず、枯れ葉、枯れ木、石!
その他収集品が巣にたどり着かずベランダに・・。

朝、2階のバルコニーの部屋で、
ゴボッツと鈍い音がして、そっとカーテンを開けると
ふわふわしたかたまりが、ベランダ歩いてて。
ちょっと息をのむ。びっくりしたけど声に出せなくて
雛だ!!! 巣立った!!!(心の声)

「おわぁ~」
と思って以来、同じ屋根の下に暮らしてるということで。
巣も掃除しちゃうのもかわいそうだし、と放置。

完全に言い訳ですけど。ベランダも汚い。
自宅の壁の色を初めてまじまじ みました。
ウグイスのフン色みたいな色だった。
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写真で見るとグレーみたいだけど現物はちょっと緑。


担当は西川部長。
若そうな人だけど部長さんでした。

いもと不動産の管理物件の外壁塗装も何棟かお願いしていて、
最初のお付き合いは何年も前の収益物件の部分塗装でした。
所有者さんが繊細な人だったので、
細かい事をしつこくお願いしましたが、しっかり対応いただきました。

見積もりは早く、
提出いただける報告書の内容は的確。

信頼しています。

森田塗装さんは「塗装」に特化されていて、

会社そのものが「職人のプライド」という印象。
創業73年!!!

自宅外壁塗装を思い立ったのが、4月末頃。
スケジュール調整の結果6月実施の予定が
今年の梅雨が早かったせいで、7月に実施。

外壁塗装は梅雨前に思い立ったら いかんかった。

悩んだのは色!
実は色しか悩めない。

折り畳み式のパンフレット50色くらいの中から、どれにするか決めてね
ということなんだけど、2.2センチかけ4.8センチくらいの色見本は難し~。
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もちろん、もっともっと繊細な色じゃなきゃという人には
わけわからんくなるくらいの色見本もありました。
一般的な色見本にはブルー系の色味は少なかったかな。

拡大版もあって、A4サイズくらいかなぁ・・
これはかなりわかりやすいかも。

webにはシュミレーションができるものがあって 参考になります。
「外壁 ブランク シュミレーション」でネット検索。

・三和ペイントさんのシュミレーション
軒下の色や、門や塀も選べます。
・エスケー化研
マンションの外壁シュミレーションも可能
・日本ペイント HANAコレクション


散歩して近所のお家の壁をまじまじと見るのの、
どうにも ピンとこず・・。

近所の家の人の壁に色番号ついてたらいいのに・・。
西側の田中さん家はND-322 プレート
角の福田さん家はND372 プレート
とかねぇ

色って、生理的? 感情的? なんかそういう領域のような気がして。
毎日、嫌な色だなぁと家を眺めるは絶対に避けたい!
という消極的な気持ちもあり
日本ペイントさんの「 ND503」にしました。
白。(真っ白くらいの気持ちで選んだ)

理由は、たまたま見たサイトに、ラジカル制御形の塗料は白に
近い方が性能を発揮するとか・・。
ラジカルというのが、塗膜の劣化や破壊を促進させると言われているんですって。
この辺りの話は、また、部長に聞いておきます。
※1(部長からの回答あり)後半にご紹介します。

屋根は「ナポリブラン」

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現物は色見本と同じ!
あたりまえだけど・・。


屋根はね・・。あんまり見えないから、外のレンガの色に
合わせました。


2021年7月
朝イチ西川部長が現地入り。その後、
足場屋さん2人が9時からおおよそ、3時頃までかかって、足場を完成。
2人で足場できちゃうんです。すごい。

結構な音量の
カンコンカンコンコンコン
カンコンコンコンコンコン
カンコンコンコンコンコン
カンコンコンコンコンコン
カンコンコンコンコンコン

黒いカバーを設置のタイミングは静かでした。
このシート、中からは案外外も見えて、
予想以上に視界良好。

翌日は洗いの人が登場!
この時は、お家を洗ってくれる専門の人かと思っていました。
でも、この職人さんが塗りも全部やってくれるようです。

相当な雨でしたけど、洗浄してくれる人には関係ないみたい。
後から聞いたら、雨はとっても都合が良いそうです。

【西川部長談】
塗装の職人が洗浄もやっております。
これはどの業者でも共通です。
その最初の洗浄の時に、現場での注意点を考えたり、
塗料の缶数などを計算して注文したり、
次の日からの作業をスムーズに進める要因にもなります。
 
洗浄の時に雨が降っているのは、プラスの効果を発揮する方が非常に多いです。
周りのご近所様はベランダに洗濯物を干しておりませんし、
窓も閉められておりますし、
洗浄の水か雨水か区別がつきませんし、その様な事から心置きなく洗浄をする
事が出来ます。
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※文章から誠実感がにじみ出ますね~


シャッターがロックがかからないよう少し開けて。とご指示あり。
電動シャッターだったので、開けるときはお声かけてもらうようにしました。
ちょうど家にいたので、窓も網戸も綺麗にしてもらえました!
不在でシャッターが開かないと、窓の洗浄ができないこともあるそうです。
洗浄の日は在宅がおすすめ。
雨の音に紛れるとはいえ、そこそこの音量。

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会社で使ってるケルヒャーとはきっと全然違うんだろうなぁ。
屋根の上やらあっちこっち、
身軽にすすすすすすと移動して洗浄してくれています。
豪雨の中・・。


家に中にいても、職人さんの声は割と聞こえるんですよね。
足場の人の話し声はほとんどカンコンで聞こえませんでした。
洗浄してくれた職人さんが、
俳優の北村 一輝(きたむら かずき)さんに似てる・・。
北村さんに似てる人のちょっとした叫び声が聞こえました。
その北村さんの声、どしたのかなぁ と思ってたら、
そのあと、インターホンが鳴って、

タイルが割れて!!!

悲痛な感じで説明を受けました。
タイルの接着が弱かったようで、風圧のほんの少しの影響で
塀のタイルがひとつ床に落ちて割れたんです。

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割れたタイルが積まれてた。
お役目ご苦労様でした。




でも大丈夫!
タイル施工してくれた人が同じタイルを何枚も置いておいてくれたので
すぐ解決しました。

タイルは多めに保管が重要ですね~。

北村さんの心からほっとしている姿を見て、残してて
良かったなぁって思いました。
びっくりさせてしまって、すみませんでした。

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それから数日雨だったり、途中から豪雨だったりと
飛び飛びになりつつも、
作業は進み・・。

ペンキ塗装もお2人。
何より養生に気をつかうそです。準備が全て!

「養生がね、気をつかうんですわ。
 塗るのはね、コロコロするだけやから、簡単よ。 
 誰でも慣れたらできるわ。
 最後の仕上げはねもちろん、気つかうんですわ。」


なんかね、いいですよねぇ。謙遜しつつも職人さんらしい感じが出てる!

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このあと、大切なケレンという作業。
ペンキ塗装に必須の下地処理という工程のようです。
屋根の上だし、暑いし、地道な作業だし、
誰が見てる訳でもないし、
これは、過酷そう・・。

塗装も、下塗 中塗 上塗 進んでいきます。
このあたりは仕事で出てしまっていて立ち会えず。
塗装してもらった数日は少しペンキの匂いが部屋にいてもするかなぁという感じ。

日本ペイントさんに、バラの香りのペンキがあって、
なんじゃろなぁと思ってたけど、
案外、ありかも。
塗装する人にはどうなのかなぁ・・。バラの香り・・。
※2(部長に聞いてみよ)

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屋根、苔ってると思ってたけど
黄色くなってる・・!

びっくり。

屋根洗浄してくれた後に庭にいっぱい
屋根のごみ?黒いかたまりが落ちてきてました。


そんなこんなで、集中豪雨に悩まされながらも、
予定通り足場がはずれ、北側のトタンを撤去する
最終工程まできました。

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波板名人なんですって。西川部長。
西川さんが探してくれた波板で家の北側が、
太陽の光、いっぱいになりました。

ホームセンターにフットワーク軽く、2回も見に行ってもらって、
めちゃくちゃ良いのを見つけてもらい、

両面耐候 ヒシ波ポリカ
スリガラスみたいになっていて
眩しいと感じられるくらい北側が明るくなりました。

クリアだと、目隠しにならないしね。他の色だと暗いし

波板でここまで家の北側が変わるなんて思ってもいませんでした。
これの写真はまた、次のでUPします!

つづく。